平成18年9月 議会
少子化のために学校が小規模化していっているのが現実であります。
そこで、伊那市内における小学校・中学校・高等学校で最も生徒数の少ない学校を各1校づつ取り上げ、今後の対応について質問しました。
そこで、伊那市内における小学校・中学校・高等学校で最も生徒数の少ない学校を各1校づつ取り上げ、今後の対応について質問しました。
長谷中と高遠中の統合について
長谷中は中学校としては生徒数が少ない(平成18年度は55名)。保護者からも「もう少し大きな集団で学ばせたい。」との要望がある。高遠中との統合を検討する時期にきているのではないか?
(長谷小は現状で引き続き存続させる)
- ○市長答弁
- 高遠中での受け入れは可能。統合も1つの選択肢であり、今後検討していきたい。
新山小の今後のあり方について
新山小の全児童数は55名で、今後さらに減少していくことが予想される。「子供の教育」という観点から今後どう対応していくのか?
- ○教育委員長答弁
- 新山小への新入生は08年に2名、09年に1名と予想され、現状だと09年には復式学級とならざるを得ず、十分な学習効果が得られ るか心配している。適切な時期に統合を考えたい。地元や保護者の意見を聞いていく。
高遠高校の特色づくりへの支援について
将来、再度予想される高校再編では高遠高校が統廃合の対象となる可能性が高い。通学の足の確保を図ることや魅力ある学校づくりのためにも、市による支援体制が必要では?
- ○市長答弁
- 高等藩の進徳館精神を教育課程に取り組むことや、東京芸大との連携を深めていきたい。高遠高校振興会への補助金は今後慎重に検討したい。