平成19年9月 議会
市財政の現状と今後の財政運営の方針について
夕張市等全国でも地方自治体の財政が逼迫してきているのが現状だ。伊那市の財政状況もけっして楽観できるものではない。
↓そこで
1 現在の伊那市の財政はどのような状況にあるのか?
2 厳しい中で今後どのように財政を運営していくのか?
その見通しと方針について質問。
- ○市長答弁
- 国からの地方交付税も毎年減少し、厳しい財政状況にある。実質公債費比率(注参照)も悪化していきているが、来年をピークにその後は減少していく見通しだ。(=状況はよくなると見ている。)
- 来年度の予算編成も厳しい。歳入の確保を図り、職員の削減や予算の組み方等で対応していく。住民へのサービス低下を招かないよう配慮し、必要な事業は実施していく。
- ≪注≫
- * 実質公債費比率とは、税収や交付税に対する地方債などの返済負担の割合を示す。
18%を超えると黄信号だと言われている。
- * 伊那市の実質公債費比率の推移
保育料滞納問題について
保育料の滞納額が総額で2200万円もある。これでは保育料を下げようとする努力が無にきしてしまう。滞納の実態と対応策は?
- ○市長答弁
- 県内でも滞納額が8番目に多い。99世帯に滞納があり、これは全世帯の5.4%に該当する。 徴収対策期間を設けて全職員が一丸となって取組んでいる。今後も減少に向けて努力していく。
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