平成23年6月議会
東日本大震災、福島第1原発の事故を受けての初の定例議会となりましたので、防災対策と自然エネルギーを利用しての発電対策に質問が集中しました。
伊那市はその地形から土砂災害特に土石流災害が予想されることからその対策と水力発電に対する取り組みを中心に質問をしました。
伊那市はその地形から土砂災害特に土石流災害が予想されることからその対策と水力発電に対する取り組みを中心に質問をしました。
防災対策について
土石流発生危険個所では万全の監視体制がとられているか。
- ○市長答弁
- ①注意報、警報等のレベルに応じ職員が参集し、監視体制をとる。
- ②三峰川沿岸については、16か所に設置してある監視カメラから情報を得るようにしている。
- ③危険個所を春と秋の年2回パトロールを実施する。
土砂災害防止のための地域活動支援金制度を創設してはどうか。
- ○市長答弁
- 地域防災力のアップを図ることは必要だ。現在地域にある自主防災組織に資金面で助成措置をとっている。
治水の為の戸草ダム建設に対する市長の見解は。
- ○市長答弁
- 三峰川沿岸の安全安心を守るためにも戸草ダムは必要だ。治水利水の為にも建設推進に向けて取り組んでいきたい。
- 三峰川上流域連絡会を立ち上げ流域全体の安全対策について話し合っていきたい。
電力問題について
戸草ダムと水力発電をセットにして、建設促進を働き掛けていってはどうか。
- ○市長答弁
- 戸草ダムによる発電は、県が一回撤回しているため、これを復活させるのは難しい。伊那市としては地域にあった小水力発電に積極的に取り組みたい。
子育て支援について
保育園、幼稚園に対する支援に差異が生じていないか。「認定こども園」に対する積極的な支援が必要だ。
- ○市長答弁
- 幼保小連携を重視し、保育園も幼稚園も平等に扱っている。3歳未満児についての受け皿についても整備し手厚く支援している。