平成26年03月議会
伊那市の教育方針について
国で教育委員会制度改革が進行中であり、また会派で文科省を訪問し研修を重ねてきましたので、そのような点を取り入れ総合的に伊那市としての教育方針を質問しました。
国で教育委員会制度改革が進行中であり、また会派で文科省を訪問し研修を重ねてきましたので、そのような点を取り入れ総合的に伊那市としての教育方針を質問しました。
教育委員会制度改革が伊那市の教育に与える影響
制度改革で首長の権限が強化される。そのことから市長と市教委の関係・あり方が問題となるが、このことが今後の市の教育方針に影響が出るか?
- ○教育委員長答弁
- 市長と市教委は定期的に意見交換を重ねていて齟齬(そご)はない。
- ○市長答弁
- 連携を図り円滑な教育行政の推進に努めたい。
高遠高校の中高一貫校への導入について
高校再編の中で、地域校である高遠高校は存続が非常に厳しい状況にある。存続させるために高遠高校に中高一貫校を導入することを提案したい。付属中では学校間の規模のアンバランスの解消を図る措置を講ずるべきだ。
- ○教育委員長答弁
- 中高一貫校導入の有無は県の管轄事項であるが、教育委員会としても提案を大事に受け止め、高校を存続させるために研究していきたい。
- ○市長答弁
- 高遠高校を存続させるために振興会の会長としても検討を続けている。中高一貫校の導入については連携の形態や導入効果等を研究しておく必要がある。
土曜授業実施について
昨年の法改正で土曜日に授業することが設置者の判断でできるようになった。全国でも公立校の約一割が各種形態の土曜授業を実施し始めている。伊那市でも検討してみてはどうか。
- ○教育委員長答弁
- 土曜授業を実施することができれば、授業にゆとりと幅ができる。学校現場の意見を聞き、伊那市として特色ある土曜授業の実施が可能かどうか検討したい。